遺品整理で買取できる遺品が出てきたときはどうすればいい？捨ててはいけないものも紹介
遺品整理で出てきたものを買取してほしい方は多いでしょう。
「母の着物が何着も出てきた」「生前に父が集めていた骨董品がたくさんある」というケースは少なくありません。
高価なものが出てきた場合には、予想以上の価値がつく可能性もあります。
遺品の買取を希望するなら、適切に査定してくれる業者・サービスへの相談がおすすめです。業者・サービスによっては、遺品整理の費用から買取額を差し引いてもらえます。
本記事では、遺品整理で買取できるものが出てきた場合の対処法を紹介します。捨ててはいけない遺品も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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遺品の買取について解説
遺品整理をする際は処分だけでなく、買取してもらうのもおすすめです。
- 遺品整理は処分だけでなく買取もできる
- 遺品の買取における需要の高まり
買取できる遺品が出てきた際に備えて、基本的な知識を押さえておきましょう。
遺品整理は処分だけでなく買取もできる
遺品の中で価値があるものは、買取の対象になります。不用品として処分する前に、買取を検討するのがおすすめです。
価値のある遺品は、中古品の買取店やリサイクルショップで買取してもらえることがあります。
また、遺品整理業者が買取を行っている場合があるため、買取を依頼する際の候補として覚えておきましょう。
遺品の買取における需要の高まり
高齢化が進む現代では、遺品整理の需要が高まっています。
これまで遺品整理は遺族や親族が行うものでしたが、核家族化が進んだことで遺族だけでの遺品整理は難しくなっているのが現状です。
遺品整理の市場規模は年々増加しており、「遺品を買取してほしい」という遺族からの需要も高まっています。
参考：全国遺品整理業協会「【遺品整理は資格不要】買取の知識が重要な理由について」
遺品整理で買取できる遺品が出てきたときはどうすればよい？
遺品整理で買取できるものが出てきたときの対処法を紹介します。
- 遺族や親族と買取に出すか形見分けするかを話し合う
- 遺品の買取サービスの利用を検討する
価値のあるものが出てきた際に迷わないように、対処法を把握しておきましょう。
遺族や親族と買取に出すか形見分けするかを話し合う
価値のある遺品が出てきた場合は、遺族や親族と買取に出すか形見分けするかをしっかり話し合ってください。
相続人に無断で買取を依頼すると、あとでトラブルになる可能性があります。
あなたが買取を希望していても、ほかの遺族にとっては形見として価値があるかもしれません。また、故人が遺言で形見分けの対象者を指定する場合もあります。
買取できる遺品に関しては、以下のポイントに沿って話し合いましょう。
- 故人の遺品に対する希望を尊重する
- 形見としての価値も重視する
- 誰がどの遺品を相続するかは偏りなく決定する
- 価値のある遺品は専門業者に査定してもらう
1つの遺品に対して、遺族や親族からさまざまな意見が出てきます。誰も損をしないように、事前の話し合いが大切です。
遺品の買取サービスの利用を検討する
買い取ってもらいたい遺品がある場合は、買取サービスの利用を検討しましょう。
さまざまな業者が遺品の買取に対応しています。利用するサービスによって買取額が異なるため、慎重に選ぶことが大切です。
買取業者を利用する場合は、実物を見て査定してもらいましょう。複数の業者で査定してもらい、買取額が高いサービスを利用するのがおすすめです。
フリマアプリを利用して遺品を販売する場合は、出品したいものの取引相場をひとつずつ確認してください。
利益を得たい一心で相場よりも高い値段をつけてしまうと、いつまでも売れ残るため注意が必要です。
各サービスの特徴を理解して、できるだけ利益が出るように買取してもらいましょう。
遺品の買取を行ってくれる業者・サービス
遺品の買取を行ってくれる業者・サービスを紹介します。
- 中古品の買取店やリサイクルショップ
- メルカリなどのフリマアプリを利用する
- 不用品回収業者の買取サービス
- 遺品整理業者の買取サービス
それぞれ詳しく解説します。
中古品の買取店やリサイクルショップ
中古品の買取店やリサイクルショップでは、幅広い種類の品物を買い取ってくれます。気軽に相場を知れるため、買取価格の目安を知りたい方におすすめです。
ただし、リサイクルショップは骨董品や貴金属など、専門ジャンルに関する知識を持っていません。中古品の買取店と比べて、査定額が低くなる可能性もあります。
そのため、素人が見ても高い価値がありそうな遺品は、鑑定士に査定してもらえる中古品の買取店に持ち込むのが良いでしょう。
また、買い取ってもらいたい遺品が多い場合は、リサイクルショップの出張買取サービスの利用を検討してみてください。
メルカリなどのフリマアプリを利用する
個人で遺品を買取に出したい場合は、フリマアプリを利用しましょう。アプリの操作や品物に関する知識を求められますが、自分で希望する値段をつけられます。
基本的にオンライン上の取引となるため、購入を希望する相手と顔を合わせる必要はありません。遺品が売れた際には、梱包して発送するだけで済みます。
ただし、フリマアプリを利用する際は出品したい遺品の相場調査が必須です。相場よりも高すぎる値段をつけると、出品しても売れない可能性があります。
相場の確認や梱包・発送の手間を惜しまない方は、フリマアプリを活用しましょう。
不用品回収業者の買取サービス
不用品回収業者のなかには、遺品整理や買取サービスにも対応しているところがあります。回収品のリユースに取り組んでおり、幅広い種類の品物を買取してくれるのが特徴です。
遺品に関する専門知識を持っている業者なら、遺族の希望に寄り添って対応してくれます。
また、実際に現地を訪れて買取査定をしてくれるため安心です。相場を調べたうえで、適切な値段で買取してくれます。
ただし、遺品の買取に必要な「古物商許可」を取得していない業者もあるので注意しましょう。信頼できる不用品回収業者に依頼するため、古物商許可の有無を確認することが大切です。
遺品整理業者の買取サービス
遺品整理業者では遺品の仕分けだけでなく、買取サービスも行っています。遺品整理に関する一連の流れをすべて任せられるためおすすめです。
遺品整理業者に依頼すれば、価値ある遺品を自分で分類する手間を省けます。買取できる遺品が出てきた場合は、その場ですぐに査定してくれるのも魅力です。
また、買取価値がない品物は回収してくれるため、あらためて不用品回収業者に依頼する必要もありません。
ただし、遺品整理業者によっては買取サービスに対応していない場合があります。遺品整理を依頼する前に、買取サービスを行っているかを確認しましょう。
ミライルまごころサービスでは、遺品整理だけでなく買取も行えます。お気軽にご相談ください。
遺品整理の際に捨ててはいけないもの・買取に出せるもの
遺品整理の際に捨ててはいけないもの・買取に出せるものを紹介します。
- バッグ・腕時計などのブランド品
- カメラや冷蔵庫などの家電類
- 金・宝石などの貴金属類
- 切手や硬貨などのコレクター品
- 美術品や骨董品
- 着物
- おもちゃ・玩具類
遺品整理をする前に、リストを作成しておくのがおすすめです。
バッグ・腕時計などのブランド品
バッグや腕時計などのブランド品は買取価格が高いです。遺品が有名ブランドのものなら、買取価格が高くなります。
- ルイ・ヴィトン（LOUIS VUITTON）
- プラダ（PRADA）
- ロレックス（ROLEX）
ブランド品は再販を前提に買取が行われるため、新品に近い状態ほど高額になるのが特徴です。
また、ブランド品には正規品を証明するギャランティカードが付属しています。ギャランティカードの有無が買取額を大きく左右するので注意が必要です。
ブランド品をできるだけ高く買取してもらうために、ギャランティカードは捨ててしまわず保管しておきましょう。
カメラや冷蔵庫などの家電類
カメラや冷蔵庫などの家電類は処分せず、査定に出すと買い取ってもらえる場合があります。
- 冷蔵庫
- ロボット掃除機
- デジタル一眼レフカメラ
冷蔵庫や洗濯機など大型家電の場合は、年式が新しいほど買取価格が高くなります。基本的に発売から3年以内のものなら、買取してもらえるでしょう。
デジタル一眼レフカメラは中古市場の人気が高く、買取額が安定しています。
ただし、性能が低い初心者向けのカメラは高額での買取が期待できません。また、家電類の買取を希望する場合は、付属品がそろっているかも重要となります。
金・宝石などの貴金属類
遺品整理で金・宝石などの貴金属類が見つかった場合は、高額で買取してもらえます。
- 指輪
- ネックレス
- イヤリング
金やプラチナ製の宝飾品は1g単位で価格相場が決まっています。高額買取が期待できるため、壊れている遺品でも処分せずに査定してもらうのがおすすめです。
ほかには金歯や金縁メガネ、金製の仏像なども高額買取の対象となります。
また、エメラルドやルビーなどの宝石は、近年価格が上昇しており人気です。古いデザインのアクセサリーでなければ、高額で買取してもらえます。
貴金属類の買取を希望する場合は、宝石鑑定士がいる業者で査定してもらうと安心です。
切手や硬貨などのコレクター品
故人が集めていた切手や硬貨などが、コレクター品として高値で取引されている場合があります。
- 記念切手
- 記念硬貨
- お酒
コレクター品の多くは、知識のない人が見ても価値がわかりません。そのため、希少なものと気づかず、処分されてしまうケースがあります。
例えば、昭和に発行された鎌倉大仏の1円切手は100面シートで買取相場が56,000円です。
また、コレクター品のなかでも、洋酒は高額になりやすい傾向があります。数量限定で希少価値が高ければ、ボトルを梱包していた箱だけでも買取してもらえるのが魅力です。
美術品や骨董品
遺品のなかでも、希少価値が高い美術品や骨董品は高額買取が期待できます。
- 絵画・掛け軸
- 陶磁器
- 刀剣
経年劣化で見た目が損なわれた美術品・骨董品であっても、有名な作家による作品なら数十万円の価値がつくかもしれません。
絵画・掛け軸などの美術品は、鑑定書があることで高額で買取してもらえます。
陶磁器や刀剣が桐箱に入っている場合は、箱自体も査定するうえで重要です。捨ててしまわずに、セットで査定してもらいましょう。
美術品や骨董品の査定には、専門的な知識が求められます。遺品のなかから見つけた場合は、まず美術商や古物商に鑑定してもらうのがおすすめです。
着物
遺品から着物が出てきた場合は、一枚ずつ査定して高額で買取してもらいましょう。
値段がつかない着物もありますが、伝統的な製法で作られたものなら一着で数十万円になる可能性があります。
- 本場大島紬
- 西陣織
- 京友禅・加賀友禅
伝統工芸品として知られる着物は、美術品としての価値も高いのが特徴です。また、絹製の着物は新品の価格が高いため、中古市場でも高額で取引されています。
着物を適正価格で買取してもらうには、専門業者に査定してもらうのがおすすめです。品質や産地を保証する証紙がある場合は、捨てずに保管しておきましょう。
おもちゃ・玩具類
子供向けのおもちゃ・玩具類が見つかった場合、高値で買取してもらえる可能性があります。すでに絶版になっているものは、希少価値が高まっているかもしれません。
- 超合金
- プラモデル
- バービー人形
例えば、1960年代に製造された「ツイストバービー」は、箱付きで保存状態が良ければ20万円ほどで取引されています。
ガラクタのように見えるものでも、コレクターにとっては探し求めていた逸品です。
形見分けの対象にならないからと捨ててしまわず、どんなものでも査定してもらいましょう。
遺品を高く買取してもらう方法
遺品を高く買取してもらう方法を紹介します。
- 査定前にホコリや汚れを落としておく
- 付属の箱や包装がないか探しておく
- ブランド品などは価値が上がる時期を狙って売る
それぞれ解説します。
査定前にホコリや汚れを落としておく
遺品を査定してもらう前に、ホコリや汚れを落としておくと高く買い取ってもらえる可能性があります。
ホコリや汚れの目立つ遺品があった場合は、濡らしたタオルやウェットシートで拭き取りましょう。
また、壊れた部分を自分で修理すると価格が下がるかもしれないので、手を加えずそのままにしておいてください。
付属の箱や包装がないか探しておく
価値のある遺品が見つかった場合は、付属の箱や包装がないかを探しておくのがおすすめです。
ブランド品の腕時計や骨董品は、購入した際に箱がついています。箱とセットで査定に出すと買取額が数万円上がるため、そろえておくのが大切です。
また、腕時計のコマやバッグのストラップも査定に影響を与えるので、セットで保存しておきましょう。
ブランド品などは価値が上がる時期を狙って売る
ブランド品の買取を希望する方は、価値の上がる時期を狙って売ることで利益が期待できます。
一般的に、ブランド品の需要が高まる時期はボーナス前や新生活が始まる3月頃です。需要が高まる直前に買取を依頼することで、普段よりも高い額で査定してもらえます。
そのため、見つかったブランド品はその場で買取してもらわず、価値が上がるまで保管しておくのもおすすめです。
遺品整理で買取してもらうならミライルまごころサービスがおすすめ
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- 出張見積もりを行ってくれるため実際の品物を見て価値を付けてくれる
- その場で買取となるため売れるまで待つ必要がない
- 遺品整理・買取に加えて引っ越しサポートや不用品回収も行う
それぞれ詳しく解説します。
出張見積もりを行ってくれるため実際の品物を見て価値を付けてくれる
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経験豊富なスタッフが実際の遺品を見たうえで、ひとつずつ丁寧に査定いたします。査定額に納得がいかない場合は、売らずに残しておくことも可能です。
また、ミライルまごころサービスでは、買取額を差し引いて遺品整理の費用を精算することもできます。
遺品整理の費用をできるだけ抑えたい方は、品物の買取もご相談ください。
その場での買取となるため売れるまで待つ必要がない
ミライルまごころサービスでは、遺品をその場で買い取るため売れるまで待つ必要がありません。
一方でメルカリなどのフリマアプリに出品すると、遺品が売れるまでに時間がかかる場合もあります。
いつまでも売れ残ってしまう場合は、相場よりも価格を下げる必要もあるでしょう。
しかし、ミライルまごころサービスでは、その場での現金買取が可能です。すぐに収益を得られるだけでなく、自分で出品・梱包する手間も省けます。
遺品を手軽に売却したいなら、買取業者や買取サービスが付帯した遺品整理業者を利用するのがおすすめです。
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